『緊急: アイテムが却下されました』
いきなりこの文言がメールできた時には、何かのスパムメールだと思ったのですが、結論から言うと本物でした。
今回はFacebookとInstagramのショッピング機能、「コマースマネージャ」で販売をしている方に、『緊急: アイテムが却下されました』のメールが来た時にわたしが行った対処法をお伝えします。
過去2回このやり方でクリアしたので参考にしてください。
【セキュリティ】メールのリンクは開かないこと
『緊急: アイテムが却下されました』
のメールが来たら、本物だとしてもリンクは開かないことをおすすめします。
いきなりセキュリティの話になりますが、普段からメールのリンクは開かないクセをつけましょう。
どれがスパムメールかは安心できないので、(もうほんと、スパムは日々巧妙になってくるので)安全のため、メールに記載されたリンクをいきなり開くのではなく、必ずFacebook(もしくは普段使っているアプリ)か、ググってアカウントに表示されたリンクからアカウント情報を確認してくださいね。
コマースマネージャで確認
そんなわけで、わたしもパソコンからFacebookビジネスマネージャ→コマースマネージャに入りました。
該当の商品はこちら、仲間と販売している神さまアロマの「白銀(しろがね)」というアロマスプレーでした。
こちらのアイテムが却下され非公開になっていました。
うちは怪しいものは販売していません。何がダメだったんでしょう?
広告ポリシーを確認する
【緊急】なんて書かれていると焦りますが、ここはちょっと深呼吸して落ち着きましょう。
こういう時は、
\Facebook広告ポリシー!/
(ドラえもんぽく)
この広告ポリシーをよく読みましょう!
そこにヒントが隠されています。
Googleさんもそうですが、この手のクロールは、クラスの規範を守る、学級委員長みたいなもんです。(とわたしは思っている)
それも結構頭が硬い、ちびまる子ちゃんに出てくる、丸尾くんみたいなもんですね。
ズバリ間違っているでしょう!と言ってきます。(すみません、いきなり変な喩えで)
なので、もしGoogleで規約違反が来た時も同じ、Googleポリシーをよく読んでくださいね。
規約違反の推測を立てる
ポリシーをよく読んで、自分の商品はちゃんと準拠しているかを確認します。と同時に何が引っかかったのか推測していきます。
で、わたしが広告ポリシーを読んで推測したのはこちら。
『「銃刀類」に引っかかったのではないか?』
該当商品には「刃を研げ」の比喩があるんですね。おそらくこれを「刀」を扱っていると判断されたのではないか?と目星をつけました。
そう、違反を探しているのはAIなので、単語から単純に推測してアイテムを却下するんです。
再審査を申請する
目星をつけたポイントをFacebook側に伝え、再審査を申請しました。
『おそらくこの『刃をとげ』という比喩表現をポリシー違反と判断したのではないかと思われます。ご確認ください。』
この後、約1日ほどであっさり審査が通ったと返事がありました。
前回の却下理由
前回は『青白橡(あおしろつるばみ)』という精油が引っ掛かりました。
わたしが推測したこちらの却下理由は、『『酒類』と判断されたのではないか?』でした。
この商品にはパインスコッチという精油が入っているのですけど、おそらくこの『スコッチ』の単語をお酒だと誤認されたのではないかと。
そう記して送ったところ、同じようにこちらも数日で通りました。
まとめ
クロールは丸尾くんです!ちゃんと理由を見つけてまるちゃん並みに抗議しましょう(違うか)
『緊急: アイテムが却下されました』
と書かれたメールがきたら、まずはFacebook広告ポリシーを必ずよく読んで、却下理由を見つけて再審査を依頼してみてくださいね。
あとしつこいようですが、メールのリンクは本物であっても押さないようにクセをつけときましょう。
以上、参考にしてくださいませ。
参考リンク
こちらのリンクは今回のFacebookショップ機能と連携している商品のデータ元、BASEのショップになります。参考まで。