今日は島田市大井神社の宮司さんにお会いすることができました。
神さまアロマを持っていきまして、こんな活動していますと報告をさせていただきました。
とても穏やかで優しい雰囲気漂う宮司さん。
こんな言葉が心に残りました。
神社は感じる宗教
お話しで心に残った言葉、それは、
「神社は感じる宗教」
だということ。
神社には他の仏教やキリスト教のように、経典というものはありません。
宗教と感じていない人もいるくらい、
宗教と呼んでもいいのかわからないくらい、
空気のように暮らしに馴染んでいる、宗教です。
宮司さんが教えてくれた「神社は感じる宗教」は、こちらの山折さんの言葉。
この中で、面白い話がありました。
先生が生徒に
「宗教を信じている人」
と質問をすると、多くの生徒が手を挙げないのだけれど、「お守りを持っている人?」「初詣に行く人?」と聞くとほとんどの子が手を挙げるそう。
そして、その御守りをズタズタに切り裂けるかと聞くと
「そんなことできるはずがない。バチが当たる」って言うんです。
もうこれは、得体の知れない力のある神の存在を感じているんですよね。
それがいい悪いではなく、これが日本人の宗教観。
神社で手を合わせ、何かを感じる。
ものを大事にしていると、命が宿ると感じる。
それが日本人の宗教観なんですね。
神社は心の拠り所
また、宮司さんは東日本大地震の話しもしてくれました。
あの甚大な被害を招いた大津波でどこも神社が流されてしまったんです。
のちに、神社があったであろう場所に、神職の方がそこに石碑など印を置いたんだそうです。
すると、街の人、皆が寄ってきて手を合わせて行ったんですって。
知らず知らずのうちに、心の拠り所となっているのが神社なんですね。
心を寄せられる場所があるって、大事。
本当にそう思います。
お天道さまが見ているよ
お天道さまが見ているよ。
神さまは、あなたのがんばりをしっかり見てくれています。
そして悪さをしたら、キチンと見ています。
先祖から口伝えできた、この一言が神社の唯一の「教典」ではないでしょうか。
はっきりと形ではないけれど、
教典の形もなしてないけれど、
でもそこにあるものを感じる。
それが日本人の宗教観。
素敵なお話を伺いました。
また、神さまアロマを持って伺います!