神社ではないけれど、神社の御祭神にもなっている安倍晴明ゆかりの土地のご紹介。
今日は約束のランチ場所から、車で海沿いを入っていた。ふと、一度寄ってみたいと気になっていた晴明塚へ行くことに。
なぜ安倍晴明かというと、最近神さまアロマ仲間から借りた『陰陽師』がめっぽう面白かったからである。
150号線沿い、サンサンファームや赤ずきんちゃん農園の近くに、さりげなく看板が立っていた。
かなりシンプルな『晴明塚』の看板の近くに車を止めて、案内板のとおりに向かうと、
1分も歩かないうちに晴明塚に到着。
意外と歩くのかもしれないと腹をくくっていたので拍子抜けである。
これが噂の晴明塚。
しっかり五芒星があるところがにくい。
▼謂れはこちら
1000年前に、この地をあの安倍晴明が立ち寄ったらしい。京都からここまでいらしたなんて、意外とフットワークが軽い、晴明さん。
塚の由来によると、晴明がこの地に立ち寄った際に、村の人たちに頼まれて祈祷をすることになったという。小豆色の石を積み上げて祈ったのは津波防止。それから津波が来ないという。
もう一つ謂れがあって。
その後晴明塚は疱瘡除けのご利益もあると信じられるようになった。
疱瘡ってなんだ?と思って検索したところ、天然痘のことらしい。
お参りをする時には小豆色の石を一つ預かる。そしてお礼の際は二個にして返す。
すると、返した石が何色であっても小豆色になるという。
たしかに小豆色の石が多いんだな。
これが遠州七不思議だとか。
安倍晴明ファンの皆さん、150号線を車で走らせたときに、ちょっと寄ってみてはいかがだろうか。
おまけ。近くの海岸から夕陽。