毎月変わる御朱印が魅力!2月は椿と福豆。歴史漂う磐田市「府八幡宮」

磐田市「府八幡宮」
面白い名前だなーと思いつつずっと気になっていたので訪れました。

(実は待ち合わせの場所を間違えて時間ができたのだった)

奈良時代に桜井王が遠江国司として赴任したときに建立されたそう。

奈良時代って古いねえ。

楼門や中門、本殿拝殿まで江戸時代に作られたものだとか。歴史がありすぎです。これは入ったばかりの情報からもう期待できます。

見取り図

ほほう、本殿の後ろにもいくつか末社があるようですね。これはめぐらねば。

御祭神

御祭神は応神天皇と仲哀天皇、神功皇后。

応神天皇は武家に愛された武運長久、開運の神さま、八幡さま。

仲哀天皇と神功皇后は八幡さまのご両親。

この神功皇后がまたスーパーウーマンなんだけど、それはまた別の時に。

御祭神の立て札を見落としたのだけど、どこにあったのかしら。

参拝&散策

はじめに御朱印を社務所にお願いしてから参拝です。

楼門

こちらが楼門。見取り図には随身門と書かれています。木組みの美しさ、重厚感!圧巻です。いそいそと中へ。

楼門の左右には、櫛石間戸神(クシイワマドノカミ)と豊石間戸神(トヨイワマドノカミ)がいらっしゃいました。「くし」も「とよ」も「素晴らしい」「豊か」みたいな褒め讃える意味のこと。

この神様たち、別名「天石門別神アメノイワトワケノカミ」とも言って、天孫降臨にも随伴していました。アメノフトダマの子で、門を守る神さまだそうです。

「素晴らしい岩門の神」と言ったお名前ですね。

この楼門を通りぬけると、次に中門が見え、その向こうに拝殿が見えます。

中門
拝殿

とても厳かな拝殿でした。中の灯りが見えると、千と千尋のような不思議な異次元の空気感です。

お詣りを済ませて、末社へと回ります。

ボケ封じのお宮

面白かったのがこれ。

ボケ封じの宮発見!

ボケ封じのお宮。

武内宿禰(たけしうちのすくね)は、古事記日本書紀を読んでいると登場する重要人物です。5代の天皇に渡って仕え、なんと280歳で亡くなっています。長生きすぎて、もうボケとかいう問題じゃない気がしますけどね、たしかにそれだけ元気ならボケにご利益ありそうです。

「ボケ封じ成す守り」でナス型のお守りもあるんですねー!(社務所で気づかなかったな)

裏に回ると、確かに神さまデパートって感じで末社が並んでいました。

武内宿禰(たけしうちのすくね)、天照大御神(あまてらすおおみかみ)、素戔嗚(すさのお)をはじめ、仁徳天皇、金山彦、お稲荷さんの稲魂(うかのみたま)などなど、もとからあった末社、近隣や京都から勧請されたお宮もあり。

あまりに多いので流石にメインの方だけに省略しました。

さらに徳川家康の小さな東照宮もありました。

御朱印

見開きの500円をお願いしました。

2月は豆まきの福豆!そして椿でした。


福豆とガォーっていうトラがハンコで押されてて可愛い❤️

毎月変わるそうで、これはちょっと集めたくなりますねー

さらに裏へ

裏には「命の魚(めのうお)神事」と呼ばれる変わった神事に使われる場所がありました。

正式には「命魚奉献(めいぎょほうけん)の儀」といい、生きた魚をご神水に放流する神事だそう。

神事を行う場所。不思議な風が吹きました。
ご神水のある場所を示しています
これがご神水。ここに魚を放つそう

府八幡宮の感想は?


いやーここの空気大好き。
楼も建物も歴史を感じる。
時間が育てないと生まれないこの空気。

いい神社がまだ近くにあるものです。

神社はリセットするところ。

人生いろいろありますが、モヤモヤをここでリセットしてまたがんばります!

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この記事を書いた人

teracchi

神社の神さまのお話と、お仕事と日々の徒然とごった煮ブログ。

お仕事はアニメ動画シナリオライター
『神さまアロマ』の神さま担当&広報担当
ペライチ認定サポーター、ペライチLOVE❤️

静岡お茶の町掛川在住。
すでに働いている子ども二人と旦那ひとりの四人家族。

工場のおばちゃんをやめて、
アラフィフはやりたいことをやって人生を謳歌してます。

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