今日は IT サポート&ペライチ認定サポーターのてらっちです。
只今とあるプロジェクトを進めてまして、そのために持続か補助金申請の書類を作っていたのですが、こんなことを感じました。
これ、 Excel やWordを触ったことのない人がグラフや表を入れようとするの、大変だよね……
補助金申請ではWordのファイルに追記する形で申請書を作るのですが、実はこのWordというのがかなり曲者でして、個人的にはけっこう使いづらいと思っています。
私はフリーになる前には製造工場で働いていまして、そこで納品管理や注文管理にExcel を使っていました。簡単なマクロも作って、いろんなことを自動化したり、関数で計算させたりしていたので、Excel のような表計算ソフトが大好きなわたしが、今回の補助金申請の、Word文書に使いやすい、グラフや表の作り方を解説します。
・補助金申請の企業概要の表やグラフに手間取っている方
・補助金じゃなくても、Wordに簡単にグラフや表を載せたい方
そんな方に向けて簡単にできる方法を解説しますので、ぜひやってみてくださいね。
グラフや表は Google スプレッドで作ろう!
Googleスプレッドとは?
Google スプレッドは、Google が提供する表計算ソフトです。
無料で使え、簡単に共有もできるので便利です。また Google スプレッドで作ったグラフでも、マイクロソフトのWordにもちゃんと表示できます。
私は補助金申請に使用する表やグラフを Google スプレッドで作りました。
Excel を持っていない方もぜひ使ってみてください。
Google スプレッドはこちら。
誰でも使えますし共有も簡単なのでちょっとした計算をしたいとか、家計簿や一覧表をメモをしたりとか、いろいろな場面に使えて便利ですよ。
ついでにいうと、わたしはライター仕事の文章ソフトもマイクロソフトのWordではなく、Googleのドキュメントを使っています。スマホのアプリにもすぐ連動するのでかなりすぐれものです。
何より毎年課金をしなくてもタダで、誰でも使えるので本当に助かります。さらに使い勝手も良いのでさすが Google さん!是非皆さんにも使って欲しいツールです。
マイクロソフトにこだわらない人はぜひ使ってみてください。
表を作ってみよう!
では早速表の作り方から参りましょう。
まず、新しいスプレッドシートを作成しましょう!
その中に表を作ります。数字と罫線を簡単に入れてみました。
で、作成した表をドラッグして選択します。(色が変わってます)
このまま、右クリックして、コピーアンドペーストしてもいいんですが、それだと
Word上で自由がききません。大きさも場所も自由に変えられないんですよね。
そこでスクショをとります。
Macでは、「command+⇧shift+4」でカーソルが選択用に変わったら表の周りをなぞってください。(Windowsの方、こちらをどうぞhttps://www.pc-koubou.jp/magazine/35994)
MacとWindowsでは保存先が違いますが、Macの場合はデスクトップ上にスクショが現れると思います。なければスクリーンショットのフォルダを探してみてください(右上の虫めがねで検索検索♪)
Wordに持ってくると、こんな□で囲まれた枠ができます。こうなると大きさも場所も自由に変更できるのでめっちゃ便利です。
▼上が表をコピペしたもので、下がスクショを貼り付けたものです。違いは一目瞭然ですね。
▼大きさを変えてみました。(上の大きさが変わっていないと思ってください(^◇^;))上のコピペの方は簡単に大きさは変えられません。
が、下のは簡単に変えられます。
文字を回り込ませるには?
表の周りに文字をバランスよく表示したい!そんな時は、文字を回り込ませましょう。
図を選んで右クリック▶︎「文字列の折り返し」▶︎……
▼「四角」「外部」「内部」「上下」とありますので、お好みのものをどうぞ。いろいろ試してみてください。
▼こんな感じになります。
グラフの作り方
ではグラフの作り方に移ります。めっちゃ簡単です。
▼表をドラッグしてください。
▼そして右クリックして、「グラフ」をぽちっとするだけで……
▼グラフの出来上がり!早いですね〜。
▼あとは、グラフの右上の…を押すと、
▼グラフエディタが右に現れます。ここでグラフをお好みに変えることができます。
▼グラフはいろいろと選べます。
かなり機能があり、詳しく説明すると長くなるので省略しますが、グラフの形を選ぶだけでもお好みのグラフが作れます。ぜひいろいろと試してみてください。
▼円グラフ
▼折れ線グラフ
出来上がったグラフはコピペ、または表と同じようにスクショを撮ったものをWordに載せてください。
最後に……
補助金申請でグラフや表を簡単に作りたい方に向けて、Excelではなく、誰でも使えるGoogleスプレッドシートでのグラフの作り方を解説しました。
数値を入れ替えても、すぐにグラフが作れますし、Word上の場所も簡単に入れ替えられますから、このテクニックを使って、少しでも手間が省けることを祈ります。
あなたの補助金が通りますように。
ではでは。